世界の節水

環境問題が深刻な現状で、日本でも現在節電の動きが盛んに行われていますが、海外では人口の急激な増加や干ばつなどから水不足が深刻化している地域が多くあります。そんな国が取り組んでいるのが、トイレの洗浄水量を制限するという制作です。

水問題が深刻ではない国や地域では、洗浄水量は1回6リットルが一般的です。しかし、アメリカのカリフォルニア州、テキサス州、ジョージア州などでは、4.8リットルにまで制限しています。
もし、世界中のトイレの洗浄水量が4.8リットルに替わると、年間2億㎡の節水ができ、さらに12万トンのCO2削減ができるのです。エコに関心の高い日本ですが、トイレの洗浄水量については規制がありません。しかし、今後は4.8リットルが洗浄水量の世界基準となってくるでしょう。

トイレの洗浄水量にこれほど力を入れている地域があるのは、家庭内で使われる水量の割合にも関わっています。炊事、洗濯、お風呂と、様々なシーンで水道を利用しますが、なかでもトイレの洗浄で使用される水量が一番多いのです。東京水道局のデータによると、トイレの洗浄で利用されるのが、家庭で使う水量全体の28%、2位が風呂で24%。3位炊事23%、4位洗濯17%となっています。

この水量を減らすことで、水資源問題に大きく貢献できるのです。
しかし、トイレの回数を減らすことはできないので、やはり洗浄水量を減らすという方法が効果的です。日本でも、最新の節水便器を利用すると、大幅な節水が可能です。